がん専門薬剤師研修:⑨週目
精神腫瘍学の講義を受けた。
気づいた点を箇条書きにしておく。
・薬剤師が提供できるケア
-患者・家族との面談
-治療に関する情報提供
-安全な薬物療法の推進
-有害事象の予防と対応法
・患者の望む情報
-いつ使うのか?
-効果の発現はいつ?
-効かなかったら?
-副作用は?
-副作用はいつ出るのか?
-その対応法は?
-緊急時はどうする?
・IAHPC(International Assosiation for Hospice and Palliative Care)
・向精神薬
-抗精神病薬(定型、非定型など)
-抗うつ薬(三環、四環、SSRI、SNRI)
-気分安定薬
-睡眠導入薬
-認知改善薬
-抗てんかん薬
・非定型抗精神病薬
-精神科薬物療法の主力
-薬剤性パーキンソニズムが少ない
-個々でプロフィールが異なるので使い方に注意
・SDA:リスペリドン(ハロペリドールの後継薬、妄想が主体の病態に使用)
・MARTA:オランザピン(制吐作用(+)、錐体外路障害が少ない
クエチアピン(錐体外路障害が殆どない)
・DSS:アリプラゾール(アカシジアに注意)
-使い分けのポイントは、できる限り単剤、経口、鎮静は掛けないこと
・抗精神病薬は眠らせるために使っているわけではない。
・抗ヒスタミン薬、抗不安薬は単独使用しない
-治療効果なし
-転倒・転落・呼吸抑制↑
-せん妄に伴う不眠にマイスリー、レンドルミン、デパスは×
-せん妄のある患者の不穏時にアタP注は×
・せん妄のリスクを上げる薬
-抗コリン薬(頻尿改善薬など)
-抗ヒスタミン薬
-β-ブロッカー
-H2ブロッカー
-ステロイド
・薬効のモニタリング
-コミュニケーション
-睡眠覚醒のリズム
-注意力
→眠ったからって効いたわけではない
・低力価抗精神病薬は鎮静効果を期待して使用する
・セレネースが無効の場合→コントミン、ヒルナミン少量の使用(鎮静効果で睡眠時間↑)
・せん妄に対する薬の服薬指導
-幻覚や妄想を消すお薬です・・・×
-睡眠薬です・・・×
-認知機能を改善するためのお薬です・・・○
・抗うつ薬
-三環系、四環系、SSRI、SNRI、NaSSA
-効果:三環>SNRI>SSRI=四環
-賦活系と鎮静系を使い分ける
-オピオイドにSSRIは乗せない!
・SSRIは使用開始から8週間は効果が出るまで時間が掛かる
・CYP2D6阻害作用に注意
-パロキセチン、デュロキセチン→ミルタザピンへ変更する
・抗不安目的のBZ系は相互作用を考えてワイパックスへ変更する。(抗不安作用に大差なし)
・BZ系の使い分けは作用強度、作用時間を目安に決める
・せん妄のリスクが高い高齢者等には不眠に対してセロクエルを使用
・がん患者の寿命が延びるに連れ脳メタ症例も増加→患者の13%にてんかん発作が出現
・抗てんかん薬での抗がん剤の効果減弱の可能性に注意(バルプロ酸とCDDP、Etp)
・せん妄モニタリングのポイント
-午後3時以降に話す
-カルテチェックでは入眠時間、覚醒回数などの睡眠コントロール状況を確認
-行動障害の有無
-会話が続くか?昨日のことを覚えているか?
-せん妄で治療中の患者の昼寝→起こしてよい
・がん患者のうつ→自殺だけでなく治療拒否も問題となる
気づいた点を箇条書きにしておく。
・薬剤師が提供できるケア
-患者・家族との面談
-治療に関する情報提供
-安全な薬物療法の推進
-有害事象の予防と対応法
・患者の望む情報
-いつ使うのか?
-効果の発現はいつ?
-効かなかったら?
-副作用は?
-副作用はいつ出るのか?
-その対応法は?
-緊急時はどうする?
・IAHPC(International Assosiation for Hospice and Palliative Care)
・向精神薬
-抗精神病薬(定型、非定型など)
-抗うつ薬(三環、四環、SSRI、SNRI)
-気分安定薬
-睡眠導入薬
-認知改善薬
-抗てんかん薬
・非定型抗精神病薬
-精神科薬物療法の主力
-薬剤性パーキンソニズムが少ない
-個々でプロフィールが異なるので使い方に注意
・SDA:リスペリドン(ハロペリドールの後継薬、妄想が主体の病態に使用)
・MARTA:オランザピン(制吐作用(+)、錐体外路障害が少ない
クエチアピン(錐体外路障害が殆どない)
・DSS:アリプラゾール(アカシジアに注意)
-使い分けのポイントは、できる限り単剤、経口、鎮静は掛けないこと
・抗精神病薬は眠らせるために使っているわけではない。
・抗ヒスタミン薬、抗不安薬は単独使用しない
-治療効果なし
-転倒・転落・呼吸抑制↑
-せん妄に伴う不眠にマイスリー、レンドルミン、デパスは×
-せん妄のある患者の不穏時にアタP注は×
・せん妄のリスクを上げる薬
-抗コリン薬(頻尿改善薬など)
-抗ヒスタミン薬
-β-ブロッカー
-H2ブロッカー
-ステロイド
・薬効のモニタリング
-コミュニケーション
-睡眠覚醒のリズム
-注意力
→眠ったからって効いたわけではない
・低力価抗精神病薬は鎮静効果を期待して使用する
・セレネースが無効の場合→コントミン、ヒルナミン少量の使用(鎮静効果で睡眠時間↑)
・せん妄に対する薬の服薬指導
-幻覚や妄想を消すお薬です・・・×
-睡眠薬です・・・×
-認知機能を改善するためのお薬です・・・○
・抗うつ薬
-三環系、四環系、SSRI、SNRI、NaSSA
-効果:三環>SNRI>SSRI=四環
-賦活系と鎮静系を使い分ける
-オピオイドにSSRIは乗せない!
・SSRIは使用開始から8週間は効果が出るまで時間が掛かる
・CYP2D6阻害作用に注意
-パロキセチン、デュロキセチン→ミルタザピンへ変更する
・抗不安目的のBZ系は相互作用を考えてワイパックスへ変更する。(抗不安作用に大差なし)
・BZ系の使い分けは作用強度、作用時間を目安に決める
・せん妄のリスクが高い高齢者等には不眠に対してセロクエルを使用
・がん患者の寿命が延びるに連れ脳メタ症例も増加→患者の13%にてんかん発作が出現
・抗てんかん薬での抗がん剤の効果減弱の可能性に注意(バルプロ酸とCDDP、Etp)
・せん妄モニタリングのポイント
-午後3時以降に話す
-カルテチェックでは入眠時間、覚醒回数などの睡眠コントロール状況を確認
-行動障害の有無
-会話が続くか?昨日のことを覚えているか?
-せん妄で治療中の患者の昼寝→起こしてよい
・がん患者のうつ→自殺だけでなく治療拒否も問題となる
2010-07-05 21:42
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