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日本化学療法学会 抗菌化学療法認定薬剤師認定試験がそろそろ

日本化学療法学会 抗菌化学療法認定薬剤師認定試験を今月末に受けてくる。
先月初旬に症例報告の審査結果が返ってきて、無事に合格していた。
お知らせ書類の文言が、「概ね適切にまとめられている」という、
何とも上から目線な表現で、モヤっとしたが、それはさておき、
今月末の認定試験向けた勉強をしなくてはならない。

ちょうど、今年度に改訂版の抗菌化学療法認定薬剤師テキストが更新され、
それが勉強材料となるだろう、間違いなく。
昨年受験した知人からのアドバイスも参考にして、
無事に筆記も通過できたらと願っている。

ただ、昨今のコロナ第六波の影響がどのようなるのか見通せないので、
非常に心配である。コロナ対策の中心となるような学会が行う試験、
公平性や不正対策が難しいので、オンラインにはなかなかできないことは想像できる。
集合形式での試験となるのは些か不安であるが、まあ仕方ない。
ほとんど声を発することはないので、リスクはかなり低いだろう。
センター試験じゃないので、追試験はないので、体調管理に万全を期して望もう。
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Book of The Year 2021

年明けのアップとなってしまったが、恒例のBook of The Year
今年は新作を幾分か読んだので、候補作が多かったが、
ダントツでこれ。
年末も押し迫った12/28の大掃除中に読み始めたら止まらなくなった。
同志少女よ、敵を撃て.png

昨年のアガサ・クリスティ賞を受賞したこの作品。
前評判通りの引き込まれるストーリーで、1日で読んでしまった。
おかげで大掃除が中途半端に、、、。

第二次世界大戦の独ソ戦に参戦した女性狙撃兵の話。
ついこないだNHKの100分で名著で取り上げられていた
「戦争は女の顔をしていない」にも登場した一人ではないかと
思わせるような主人公設定。当然フィクションであるだろうが、
その練兵から、初陣、緻密な狙撃シーンに至るまでけっこう読ませる。

こんな女性兵士がいるわけないだろうという批判もあるらしいが、これはこれ、
アガサ・クリスティ賞ですから、実際と違うという批判は当たらないだろう。

とは言っても、戦争の暗部たる兵士の戦争に赴くまでの葛藤やトラウマ、
人を撃つということそのものの懊悩がよく伝わってくる筆致だと思う。

もしかしたらドラマやアニメにもなるかもしれないくらい、ストーリーは上出来だ。
内容が実際の独ソ戦をモデルにしていることもあり、実現性は乏しいが。

ちなみに実用書部門1位は「感染症プラチナマニュアルvre.7」である。岡先生に深謝。
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