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将棋駒と盤で将棋をするのは趣があってよい

将棋の対局はもっぱら将棋ウォーズや24などのアプリでおこなっている。
もっぱらというより、将棋の駒と盤を使って対局したことは最近全くなく、
4,5年前に職場で長谷川さんと病院薬学認定のオンライン試験を受けたときの暇つぶし以来ない。

棋力はウォーズで2級と目標の初段に遠く及ばないへっぽこ将棋であるので、
どちらかというと観る将だろうと思っている。
好きな棋士は藤井猛九段。あのもそもそとした喋り方がかわいい。振り飛車党なのもよい。

将棋駒1.jpeg
さて、これは私が所有している将棋の駒である。
左から仙佳作水無瀬彫駒、香月錦旗彫埋駒、一佳天童楷書彫駒である。
いずれも木地は黄楊だろうと思うが、証明はできない。色もいろいろだし本当だろうか。
箱に黄楊彫と書いてあるものもあるが、証拠にはならない。

この中で、香月錦旗彫埋駒は最近ヤフオクにて入手したものである。
ヤフオクデビュー作である。
この駒、ヤフオクでの触れ込みは彫駒であったが、送られてきた駒を見ると真っ平なので、
彫駒じゃないじゃないか!という訳でびっくりしたという話。
基本的に彫駒よりも彫埋駒の方が高級とされているので、ちょっと得した感じ。
ヤフオクの説明書きと違うので返品、なんて野暮なことはしない。
せっかく出会った駒なので、これもときどき棋譜並べに使わせてもらいます。

将棋駒2.jpeg
並べてみると、書体は3種類別々だが、なんとなく似たり寄ったり。
この中では「と金」が明らかに違うか。お気に入りは彫の深さのある一佳天童楷書彫駒か。
打つときの音は、仙佳作水無瀬彫駒が一番硬質ではっきりした音を立てる。
実際木地も一番硬いように感じる。薩摩黄楊であろうか。
思いがけず手に入れた香月錦旗彫埋駒は彫埋だけあって、駒がつるつるしている。
打つときも盤にひっつくような不思議な感覚である。パシッというよりピトッという感じ。
駒の色も白っぽく、外箱のボロボロさに比べあまり使われていなかったようで新しい。

次に記譜並べをして味わうのは、やっぱり竜王戦第2局、藤井vs豊島であろうか。
楽しみすぎる。どちらにも頑張ってほしい。
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