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ついに!新宿区からDU薬が撲滅

大曲先生、忽那先生率いる国立国際医療研究センター主導で、
ついに新宿区内の病院・クリニックを含め、
DU薬(経口第三世代セフェム)が撲滅されたと言うニュースを聞いた。

最初の印象は、先を越された!と思い、
次に羨ましいなあ新宿区、という思い。

現在私の勤める病院は渋谷区にあり、新宿の隣区なので、
「DU撲滅」の余沢が降り注いで来ないかなあという淡い期待を持っている。

当院はDU処方に溢れかえっており、転職して数日で
百人を超える患者にDUを調剤してしまった。なんともやるせ無い。
まだまだASTにコミットできていないので、撲滅はこれから。

隣の区からの追い風をうまく利用して当院の
「DAITAI UNKO」の採用を削除していきたいと
再度誓った2018年11月である。
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これが転職先からの洗礼か

乗っ取られた病院を退職し、新たな職場に来て3ヶ月、
業務場所が外来調剤室から注射調剤室へ移った。

今までの職歴上、どうしてもがん化学療法と抗菌薬の適正使用に目がいってしまう。
所変われば品変わるもので、ケモのレジメンも、抗菌薬の使い方も、
今までと違うというだけで、間違っている(=疑義照会)という感覚に陥り、
問い合わせをしたい気分になってしまう機会が頻繁に現れる。

この職場の文化と雰囲気をまず学び、
郷に入っては郷に従えと自分に言い聞かせていたはずだが。

本日は抗菌薬適正使用についての一騒動。

白血病のIda/AraC後1週間、FNとなりCFPM(1g q12hr)投与中の患者。
発熱が継続するため、MPEM(1g q12hr)へ変更となった。
注射調剤室にて処方変更を知り、患者の体格と腎機能を確認するとBSA1.8、Ccr80。
MPEM(1g q8hr)への変更を主治医に提案した。
主治医は思いのほかすんなりと提案を受け入れ、変更してくれた。

ここまでは良かったが、夕方になって血液内科病棟の薬剤師から声をかけられ、
例の患者の主治医から、あまり抗菌薬については問い合わせをしてくれるなと
言われたらしい。間に挟まれた病棟担当薬剤師も先生との関係性が崩れるのが困るので、
僕に、表面上は笑いながら、あの医師のオーダーには問い合わせするなと、
まあ、端的に言うとそんなことを言われたのだ。

まあ、これも転職後の洗礼と受け止め、
これからはもう少し謙虚に、ひっそりと仕事をしようかと考えている。
時期を見てAMR活動は再開しようかと、今はちょっと弱腰になっている。
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