論語 読み返す。

高橋源一郎の論語が面白い。
昨年末に駅の本屋で平積みされていたのを見かけて、
久しぶりに論語を読み返して見たくなった。
とは言ったものの、本当は論語をキチンと通読したことはなかった。
この際、高橋訳の軽妙さを利用して通読してみようと思った。

読むだけならさらさらと読めるので、いろんな人に読んでもらいたいところ。
そんな論語の中で、今回、心に刺さった孔子の言葉はコレ。

陽貨第十七 26
原文：子曰、年四十而見惡焉、其終也已。
書き下し：子曰く、年四十にして悪(にく)まる、其れ終らんのみ。
訳：孔子いわく「40歳になっても人から悪く言われるようなことばっかりやっている人間は、もはや『終わってる』としか言いようがありませんね。」

いやはや、今年いよいよ不惑の40歳になる私にとって、この言葉は重すぎる。
孔子先生、厳しすぎます。「終わってる」って、、、。
2500年前からどうしようもない愚か者は「終わってる」って言われていたのか・・・。

今更気がついてもはや取り返しがつかない気がするが、ギリギリ40歳手前、
この言葉を今年の格言にしないといけないな。